te Winkel MT, Uijen AA, Lissenberg-Witte BI, et al. A ssociation of General Practice Continuity With Hospital Admissions and Costs: A Retrospective Study. Ann Fam Med. Jun 2026, 250537. https://www.annfammed.org/content/early/2026/06/23/afm.250537
目的
継続的なケアは、医療利用と医療費の削減と関連付けられている。家庭医が病院医療へのゲートキーパーの役割を果たす場合、家庭医との継続的な関係は、より効率的なケアを促進し、緊急紹介を減らし、ひいては医療費を削減する可能性がある。本研究では、家庭医療における継続性の概念的に異なる2つの指標と、緊急入院および病院費用との関連性を調査した。
方法
我々は、オランダの48の家庭医診療所(2013~2018年)で日常的に収集された100,450人の成人の医療データと、国の入院および医療費記録(2019年)をリンクさせた後向きコホート研究を実施した。継続性は、家庭医と患者の関係の期間(診療所に登録された時間)と、家庭医との接触密度(ハーフィンダール・ハーシュマン指数)によって別々に測定した。性別、年齢、併存疾患、移民背景、および所得を調整した多レベルロジスティックモデルと線形モデルを使用して、緊急入院および対数変換した病院費用との関連性を評価した。
結果
診療所に0~5年間登録している人と比較すると、登録期間が長い人では緊急入院のオッズが9~21%低く、登録期間が15~20年のグループで最も低かった(調整オッズ比 = 0.79、95%信頼区間、0.70~0.88)。家庭医との接触頻度が高いことと緊急入院との間に有意な関連は見られなかった。5年以上登録しているすべてのグループで入院費用が有意に低く、モデルに基づく減少率が最も大きかったのは登録期間が10~15年のグループ(-39.7%)であった。家庭医との接触頻度が高いことも費用の削減と関連しており、総入院費用の調整相対減少率は6~7%であった。
結論
オランダでは、成人患者における家庭医療での長期にわたる継続的なケアは、緊急入院の減少と医療費の削減に関連している。これらの知見は、病院における治療成績の向上において、家庭医と患者の継続的な関係が持つ潜在的な価値を浮き彫りにしている。
感想
継続性の新たなエビデンスですね。家庭医の役割が明らかになっています。