2018年3月2日金曜日

家庭医療の気になる論文から


家庭医療の気になる論文から


How well do general practitioners know their elderly patients’ social relations and feelings of loneliness?

患者が「孤独」または「社会参加が少ない」ことをGPはどれくらい把握できているか。
→医師の答えと患者の答えはあまり相関していない。
 特に、患者が独居でないとき、医師がこの患者は社会参加していると信じているときに、相関は小さくなる。


Population and patient factors affecting emergency department attendance in London: retrospective cohort analysis of linked primary and secondary care records

救急受診に影響を与える因子は何か
→最も強い因子は多疾患併存であった。


ちょうどいま、この本を読んでいるところです。



詳細は省きますが、ネガティブケイパビリティは家庭医に必須の能力ですね。
私の周りでは「中腰で粘る」「不確実性に耐える」と表現されるスキルと一致します。