2014年11月8日土曜日

0次医療と4次医療



いつも学ばせて頂いているブログ

 「病院家庭医を目指して ~野望達成への道~

北海道勤医協札幌病院の佐藤健太先生のブログです。



この中で私がとくに好きなのが、「4次医療」についてのこの記事



たとえば、がんの終末期で、「もうできることはありません」みたいな、

婉曲に言ってるけど要するに「ここから出てけ」と言われる方、

僕の知っている範囲でも結構いらっしゃいます。


もちろん高度医療機関の役割については重々理解しているつもりですが、

それにしてももっとやり方があるだろうと感じることがままあります。


日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科の勝俣範之先生が、

「オンコロジストのやってはいけない掟(リンク先スライド28枚目)」として

このように挙げています。


非常に深く共感いたします。



がんに限った話ではないですね。


精神疾患の慢性期

成人になった小児麻痺患者の在宅ケア

経済的事由


色んな理由で、行き場所を失っている方にたいするケアを提供することも

「どのような健康問題でも相談に応ずるということがそのレーゾンテートル」(伴信太郎先生)

である、家庭医・総合診療医の役割なのだと思います。



予防を含めた0次医療

最後までつきあう4次医療