既往に肺MAC症がある患者さんによく出会うのですが
大抵呼吸器症状で受診ということが多いきがするので
そもそもの肺MAC症の画像所見を勉強してみようとおもいます。
Kekkaku Vol. 84, No. 8: 569_575, 2009によれば、肺MAC症は
気管支拡張型(小結節・気管支拡張型:nodular bronchiectatic disease)
結核類似型(空洞形成型:fibrocavitary disease)
Hot tub lung(hypersensitivity like disease)
全身播種型(disseminated disease)
の4つに大別できます。
そのうち、臨床で良くみるのは気管支拡張型です。
基本的には、気管支拡張+末梢の結節影で説明がつきます。
あとは画像をたくさん見るだけ!
(Case courtesy of Dr Frank Gaillard, Radiopaedia.org. From the case Tree in bud)
(Case courtesy of Dr Natalie Yang, Radiopaedia.org. From the case Right middle lobe bronchiectasis - MAC)
どうでもいいのですが、
hot-tub lungと似た病名で緑膿菌が原因の疾患があったなと思ってしらべたら
hot-tub folliculitisのことでした。
せっかくなのでWikipediaでみつけた画像を載せておきます。