Barradell S, Bell A. Is health professional education making the most of the idea of 'students as partners'? Insights from a qualitative research synthesis. Adv Health Sci Educ Theory Pract. 2020 Oct 21. doi: 10.1007/s10459-020-09998-3. Epub ahead of print. PMID: 33089396.
https://link.springer.com/article/10.1007/s10459-020-09998-3
パートナーとしての学生(students as partners)は、高等教育において勢いを増している運きであるが、学際的な視点は十分に調査されていない。MajorとSavin-Baden(2010)によって作られた質的統合アプローチを使用して、我々は、医療専門家教育が学生とのパートナーシップにおける業務の実践をどのように取り上げてきたかを体系的に調査した。2011年から2018年半ばまでの検索で、55の出版物が確認された。文献の大部分は北米からのものであり、医師が最も頻繁に代表される医療専門職であった。私たちが行った3段階の分析では、5つの主要なテーマが特定された。(1)パートナーシップのフレーミング(すなわちエートス)、(2)パートナーシップの推進要因、(3)持続可能性、(4)学生の声の取り込み、(5)パートナーシップとその利点と課題の理解である。医療専門家教育者は、人を中心としたケアの臨床スキルを持っているため、パートナーシップの機会を実現するために十分な備えがある。しかし、学生とスタッフとのパートナーシップを最大限に活用するためには、医療専門家教育は、この分野におけるパートナーシップの理論的理解と、互恵性、尊重、責任という重要な原則について、より多くの認識を持つことが有益であろう。
補足:qualitative synthesisの様々な方法については,以下を参照.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1111/medu.12092#:~:text=CONTEXT%20Formal%20qualitative%20synthesis%20is,collective%20meaning%20of%20the%20research.
感想:partners as studentsという考えを初めて知った.深く勉強する必要がありそう.