家庭医・医学教育研究者の省察的実践録
家庭医療と医学教育に関するアラカルトを扱います.まだ駆け出しの身ですが,日々の学習を積み重ねていきたいです.
2020年9月28日月曜日
薬剤誘発性白斑
白斑vilitigoが,薬剤により起こることがあります.
phototoxic drug eruptionであろうと考えています.
drug-induced vilitigoの報告がある薬剤は以下の通り.
(
https://escholarship.org/content/qt758988k7/qt758988k7.pdf
より引用)
抗てんかん薬(カルバマゼピン,クロナゼパム,フェニトイン,バルプロ酸)
抗マラリア薬
抗がん剤
抗パーキンソン薬(レボドパ,トルカポン)
その他:βブロッカー,ドパミン,ガンシクロビル,インスリンなど
急に起こった白斑は薬剤性を疑うべきですね.
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