2018年10月9日火曜日

原発性アルドステロン症の内服治療


診療所外来で疑問に思ったので.

原発性アルドステロン症の内服治療
・first-lineはスピロノラクトン
・スピロノラクトンの副作用は高K,高Cre.特に腎障害・糖尿病の患者で
・スピロノラクトン+NSAIDs定期は避ける(降圧効果減弱)
・プロゲステロンアゴニストとしての副作用に注意
・初期投与量は37.5-75mg/分3
・血性カリウム値が正常高値になるまで2週間ごとに用量を増やしていく
・副作用に耐えられなければエプレレノン.副作用は少ないが血圧低下効果が劣る
・上の2剤がともにだめならアミロライドやトリアムテレン
・血圧はスピロノラクトンだけでは目標達成できないことが多い
・その場合はサイアザイドやACE阻害薬を併用する.

参照:UpToDate Treatment of primary aldosteronism