論文紹介です。
これまでと違って、できるだけシンプルにまとめてみます。
General practitioners’ awareness of pregnancy: trends and association with hazardous medication use
https://doi.org/10.3399/BJGP.2022.0193
2004年から2020年にかけて、家庭医が患者の妊娠を把握していたか、妊娠患者に催奇形性のある高リスク薬剤を処方していたかを調べた研究
140,976件の妊娠のうち、家庭医の記録があったのは48%。
2004年では28%→2020年では63%と増加している。
妊娠の3%で、催奇形性のある高リスクの薬が処方されていた。
高リスク薬の初回処方で家庭医が妊娠を確認したのは13%。
妊娠が確認されていない場合、確認されている場合に比べ、ハイリスク薬処方の可能性が59%高い。
あらためて、ちゃんと質問しなければならないですね。