最近復習したので.
いわゆる岡ⅡBと呼ばれるタイプです.
岡先生による表現では「肺野に広く細かい病変が散布されたものである。その散布状況は全肺野一様ではなく粗密の差があり,一つ一つの病影も多少大小があり,形も不規則である。典型的には,両側肺に殆ど対称的に,上方は密で下方に行くに従って疎に細葉性病変が散布している」とあります.
私の理解では,肺小葉の1つ1つが個々に病変を呈するため,正常にみえる肺小葉と浸潤影を呈する肺小葉がモザイク状に分布することで,特徴的な画像所見を呈することで起こります.
どうしてこのような分布になるのかははっきりわからないようです.
肺結核の中では珍しい表現形ですが,結核はいつどこで出会うかわからないので,特徴的な画像を理解しておくべきだとおもいます.
画像についてはリンク先をご参照ください.