Journal of General and Family MedicineにClinical Problem Solvingが掲載されました.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jgf2.396
Why-not-doing-high-tech-test syndromeというタイトルです
「どうして検査やってない症候群」ですね.
high-tech medicineではなくて,high-touch medicineをしましょう
というメッセージを込めています.
実際の症例は本文をお読みください.無料で読めます.
CPSの出版はこれで2回目です.
前回はAll that glitters is not gold.というタイトルで,腹痛の原因がじつは腹腔内になかった,という内容でした.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jgf2.264
2本とも,獨協医大の志水教授にご指導いただきました.
1本目は私は症例部分とdiscussionの記載をメインに行ったのですが,今回はdiscussantの部分も含めてすべて元の文章を書くことができました.
discussantの文章を書くのが,自分の診療を振り返る視点でとても勉強になりました.論文執筆は臨床における自己学習の大きなツールであることを実感しました.
大学院に進学するとどうしても臨床経験が減るのですが,引き続き症例報告を書くことですこしでも臨床能力を維持していきたいです.