半年ぶりの記事です。
論文を書くのにエネルギーを費やしており、それ以外の発信の場を必要としなくなったのだと思います。
とはいえ、臨床に関することはちゃんとアップデートしておきたいです。
次の亢進はいつになるやら。簡単なものでいいからアップしたいところ。
久しぶりにBMJのEducation at a glanceを流し読みして、興味深かった記事を紹介します。
・CKDにおけるSGLT-2Iの推奨
https://www.bmj.com/content/387/bmj-2024-080257
これに従うと処方適応例は相当数あるように思います。
やせた日本人高齢者でも同じようにしていいかは疑問です。ただ、undertreatmentにならないようにしなくてはなりません。
・小児の血尿
https://www.bmj.com/content/387/bmj-2022-072501
無症候性の偶発的に発見された顕微鏡的血尿は、ほとんどの場合6か月以内に治まる、というのがプライマリケアにとっては重要な知識だと思いました。
肉眼的血尿ならさすがに精査・紹介しますので。
・便失禁のマネジメント
https://www.bmj.com/content/388/bmj-2024-079980
QOLに極めて重大な影響を与えるので、知っておく必要がありますね。
とりわけ特別な内容ではないと思いました。